さいたま市北区の小学生へ|算数の文章題で条件を読み落とすときの家庭での確認

さいたま市北区の小学生へ|算数の文章題で条件を読み落とすときの家庭での確認

文章題で数字は合っているのに式が違う、問題文の一部を使わずに答えてしまう。そんなときは「よく読んで」と伝えるだけでなく、どの条件が式に反映されていないかを一緒に確かめる方法があります。

さいたま市北区で家庭学習を見守るときも、問題文を「数」「数どうしの関係」「単位」「何を求めるか」に分け、式と一つずつ照合してみましょう。読み落としの理由を決めつけず、どこで問題文と式がつながらなくなったかを見るのが出発点です。

条件を読み落としたかどうか、何を見れば分かる?

答えが違っていても、すぐに読み間違いと決められるとは限りません。計算の途中で間違えた場合もあれば、式を立てるときに数量の関係を取り違えた場合もあります。まず、答えを直す前に「問題文の情報が式に使われているか」を確認します。

たとえば「赤い折り紙が24枚あります。青い折り紙は赤より8枚少ないです。赤と青を合わせると何枚ですか」という問題なら、確認する情報は次のように整理できます。

  • 赤い折り紙:24枚
  • 青い折り紙:赤より8枚少ない
  • 求めるもの:赤と青の合計

この情報を式にすると、青の枚数を「24−8」で表し、合計を「24+(24−8)」で求めます。もし「24+8」としていたら、計算力の問題と決めつけず、「青は赤より多い?少ない?」と関係を言葉で確かめます。問題文のどの言葉が式に結びつかなかったかが見つけやすくなります。

家庭では、問題文と式をどう照らし合わせる?

毎回長い解説をする必要はありません。次の順に、子どもが答えやすいところから確認してみてください。

  1. 問いを確認する:「何を求める問題?」と聞き、答える対象を言葉で言ってもらいます。
  2. 使う数を確認する:問題文の数に印をつけ、式に出ている数と対応させます。使わない数がある問題もあるため、数を全部使う前提にはしません。
  3. 関係を確かめる:「どちらが多い?」「合わせる?残りを求める?」など、式の意味を短く説明してもらいます。
  4. 単位と答えを照合する:枚、円、個などが問いに合っているか、答えの大きさが場面に合うかを見ます。

書き込みを嫌がる場合は、問題文に直接線を引かず、別の紙に「分かっていること/求めること」を書いても構いません。保護者が先に正しい式を示すより、子どもが選んだ式について「この数は何を表す?」と一つ尋ねるほうが、考え方を確かめやすいことがあります。

どの条件が式から抜けているか、どう見分ける?

間違いを見つけたら、すべてを読み直すのではなく、式と問題文を対応させます。確認の目安は次のとおりです。

見えている様子 確かめること
一つの数が式にない その数は計算に必要か、別の情報を表す数か
足し算・引き算が逆に見える 「多い・少ない」「増える・残る」など、数量の関係をどう読んだか
答えの単位が合わない 何を数えているか、単位を式や答えに引き継げているか
式は合っているが答えが違う 計算の段階で間違いがないか

表は原因を断定するためではなく、次に確かめる場所を絞るためのものです。たとえば「式は合っているが答えが違う」なら、文章を最初から読み直すより、計算を一行ずつ見直すほうが負担が少ない場合があります。

教科書の問題では、図や単位も条件に含めて確認しよう

文章題の情報は文章だけとは限りません。図、表、数直線に示された数や矢印も、問題を解く手がかりです。文章の数と図の数が同じものを指しているか、矢印が示す向きや順番は何かを確かめます。

また、「1本あたり」「全部で」「何分後」などの表現は、数の意味や単位と関係します。数字だけを抜き出すと式を選びにくくなることもあるため、数と単位をセットで読み取ります。単位の読み違いが気になる場合は、問いに合う答えを書きにくいときの家庭での確認も参考になります。

教科書を使った読む手順を広く見直したい場合は、教科書でできる小学生の読解力の家庭学習もご覧ください。

家庭での確認は、どこまで続ければいい?

一問ごとに細かく質問すると、解くこと自体が負担になる場合もあります。まずは一つの問題で、子どもが気づいた条件を一つ言葉にできたら、そこで区切って構いません。間違いを直すことだけでなく、「式のこの部分は『8枚少ない』を表している」と説明できたことも確認の材料になります。

同じ種類の問題で何度も止まる、本人が説明しにくそうにする、家庭での声かけが難しいと感じる場合は、問題文と本人の式やメモを残し、学校の先生や学習相談先に見てもらう方法があります。「どの言葉で迷ったか」「図があると考えやすいか」などを共有すると、相談の焦点を絞りやすくなります。さいたま市北区内の相談先や利用条件は、内容によって異なるため、市や学校の公式窓口で最新情報を確認してください。

リーディングスキルテスト(RST)の公式説明では、教科書などの文書を読み解く力を複数の観点から測るとしています。これは読む力の見方を知る参考情報ですが、家庭での一問の間違いだけから子どもの力や原因を判断するものではありません。

よくある質問

条件を読み落とすのは、読解力が低いからですか?

一つの間違いだけでは判断できません。計算、式の立て方、単位の扱いなど、いくつかの段階が関係することがあります。問題文と式を照らし、どこでつながりが切れたかを確かめましょう。

問題文に線を引かせたほうがよいですか?

線を引くと整理しやすい子もいれば、書き込みが気になって考えにくくなる子もいます。別紙に条件を書く、保護者が読み上げるなど、本人が取り組みやすい方法を選べます。

間違えた問題は、すぐ解き直すべきですか?

すぐの解き直しにこだわらなくて構いません。まず「何を求めるか」「式のどこが問題文とつながるか」を確かめ、疲れている様子があれば後で戻る方法もあります。

家庭で確認しても同じところで止まるときは?

問題と式、子どもが説明した言葉を簡単に記録し、学校の先生などに相談する選択肢があります。相談時は、できた問題と止まった問題の違いも伝えると、次の確認点を考えやすくなります。

参考資料

一次情報:リーディングスキルテスト(RST)公式サイト「リーディングスキルテストとは」。教科書などの文書を読み解く力を測るテストの概要を参照しました。

当塾の見解:本文の家庭での確認手順や声かけは、問題文と式の対応を確かめるための一般的な提案です。特定の原因を判定したり、成績向上を保証したりするものではありません。

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