さいたま市中央区の小学生へ|理科の実験手順を読み飛ばすとき、家庭で確かめる方法

さいたま市中央区の小学生へ|理科の実験手順を読み飛ばすとき、家庭で確かめる方法

実験の説明を読んだはずなのに、次の手順を飛ばしてしまう。そんな様子があると、「きちんと読んで」と言いたくなることもあります。家庭では、手順を一文ずつ区切り、「何をするか・どの順番か・どんな条件か」を一緒に確かめる方法があります。

さいたま市中央区で教科書や理科の宿題を見守るときも、最初から全部を説明させる必要はありません。まずは次の一動作を本人の言葉で確認し、読み取りと実際の操作を分けて見てみましょう。

実験の手順は、どこに注目して読めばよい?

手順文には、操作を表す言葉だけでなく、順番や条件を示す言葉も含まれています。たとえば「水を入れる」「よく混ぜる」は動作、「先に」「そのあと」は順番、「同じ量で」「温める前に」は条件を確かめる手がかりです。

読み始める前に、実験の目的や図をざっと見てから、手順を次のように読み分けます。

  • 動作:何をするのか。「入れる」「比べる」「記録する」など。
  • 順番:いつするのか。「まず」「次に」「最後に」など。
  • 条件:何を同じにするか、何に気をつけるか。「同じ量」「動かさずに」など。

読みながら、動作の言葉に線を引いたり、順番を数字で示したりするのも一案です。ただし、書き込みが負担になる場合は指で示すだけでもかまいません。目的はきれいにまとめることではなく、手順の意味を確かめることです。

理科の教科書では、どんなふうに確かめる?

たとえば「容器に水を入れ、温度を測ってから、日なたに置く」という手順があったとします。保護者が「ちゃんと読んだ?」と尋ねる代わりに、「最初にすることは何かな」「置く前に測るのは何?」と、一つずつ聞いてみます。

「温度を測る」と答えられたら、「いつ測るのかな」と順番を確認します。答えが違った場合も、すぐに正誤を告げず、該当する一文に戻って、動作を表す語と「置く前に」のような言葉を一緒に探します。文だけで分かりにくければ、教科書の図や番号と手順文を対応させてみましょう。

実験の種類によって、確認したい語や安全上の注意は異なります。家庭で実験を再現することを前提にせず、学校から示された方法や注意を優先してください。火や薬品、器具を使うなど安全に関わる内容は、子どもだけで試さないようにします。

家庭では、どの順番で確認するとよい?

短時間で試せる確認の流れは、次の三段階です。毎回すべて行う必要はなく、止まりやすいところだけ選べます。

  1. 読む範囲を一つにする。手順の一文、または番号一つだけを見ます。
  2. 次の動作を聞く。「このあと何をする?」と尋ね、文のどの言葉が手がかりかも確認します。
  3. 条件や順番を足す。「その前にすることはある?」「同じにするものは何?」と必要な部分だけ尋ねます。

答えが出にくいときは、質問を細かくします。「何をする?」だけでは難しそうなら、動作の語を一緒に探す、文を短く区切る、図に番号を振るなど、手がかりを増やしてみます。反対に、本人がすぐ説明できたら、何度も読み直させず次へ進んでよいでしょう。

「手順を読めていない」と決めつける必要はありません。文字を追うこと、順番を覚えておくこと、器具を操作することなど、複数のことを同時にしていて戸惑う場合もあります。どの場面で止まるかを見つけるため、読むところと操作するところを分けて確認します。

教科書を読んだあとに内容を説明する聞き方を考えたい場合は、「教科書を読んだあと『何が分かった?』に答えにくい子への聞き方」も参考になります。

どんなときに、学校や学習相談へつなげる?

家庭での確認を続けても同じ箇所で困る、学校の実験でも手順や安全面に不安がある、本人が強い負担を感じている場合は、担任の先生に具体的な場面を伝えてみましょう。「理科が苦手です」だけでなく、「手順の番号を飛ばすことがある」「条件を読み返すと次の動作を説明できた」など、見たことと試した工夫を分けて伝えると、相談の材料になります。

相談では、学校でどのような手順書や図を使っているか、授業中にどこで困りやすいか、家庭でできる確認方法があるかを尋ねられます。必要に応じて、学校の相談窓口や地域の教育相談について、担任や学校を通じて確認してください。利用できる窓口や案内は変わることがあるため、最新情報はさいたま市や学校の公式案内で確認します。

読解力を扱うリーディングスキルテスト(RST)の公式サイトでは、教科書などの文書を読み解く力を複数の観点から測ると説明されています。ただし、家庭での一度のつまずきから能力や原因を判断できるものではありません。ここで紹介した確認は、診断や評価ではなく、教科書のどの言葉で迷うのかを見つけるための家庭での工夫です。

理科の手順を家庭で確認するときのFAQ

Q. 何度も読み直させたほうがよいですか?

A. まずは止まった一文だけに戻り、動作や順番を表す言葉を一緒に確認します。全文を何度も読ませるより、どの言葉が分かりにくかったかを確かめるほうが、次の支援を考えやすくなります。

Q. 読んだ内容を言えれば、手順を理解できたと考えてよいですか?

A. 言葉で説明できることは手がかりの一つですが、実際の操作や安全面まで含めて理解できたと断定はできません。学校の指示に沿って、説明と操作を分けて確かめてください。

Q. 家庭で実験をやり直して確かめるべきですか?

A. 必ずしも必要ではありません。まずは教科書の文や図を使って、次にすることを確認できます。実験を行う場合は、学校からの指示と安全上の注意を優先し、子どもだけで危険を伴う操作をしないでください。

Q. RSTを受ければ、手順の読み飛ばしの原因が分かりますか?

A. RST公式サイトでは、読解に関する複数の観点を測定するテストとして紹介されていますが、個々の実験手順でのつまずきの原因を確定するものとしては説明されていません。テストの内容や利用方法は公式案内を確認し、家庭では具体的な困り方を学校と共有する方法もあります。

参考資料

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