さいたま市浦和区の小学生へ|算数の文章題で条件を読み落とすときの家庭での確認

さいたま市浦和区の小学生へ|算数の文章題で条件を読み落とすときの家庭での確認

答えは出せても、問題文の条件が式に入っていない。そんなとき、どこを一緒に見直せばよいか迷うことがあります。さいたま市浦和区の家庭では、問題文を「求めるもの・条件・条件どうしの関係」に分け、式にする前に一度確かめる方法から始めてみましょう。

算数の文章題は、式を書く前に何を読む?

文章題では、数値を見つけて計算するだけでなく、数値が何を表すのか、どの条件が結びついているのかを読む必要があります。たとえば「赤い鉛筆が12本あります。青い鉛筆は赤い鉛筆より5本多いです。合わせて何本ですか」という問題なら、12と5を見つけただけでは式は決まりません。

まず、次の順で問題文を確かめます。

  1. 何を答える問題かを確認する。「合わせて何本」なら、最後に求めるのは赤と青の合計です。
  2. 分かっている数と、その意味を拾う。12本は赤い鉛筆の数、5本は青が赤より多い数です。
  3. 数どうしの関係を言葉にする。青は「赤に5本を足した数」、合計は「赤と青を合わせた数」です。
  4. 関係を式にし、問題文の条件を使い切ったか見直す。この例なら、12+5で青の数を出し、12+17で合計を求めます。

「多い」という言葉だけで足し算と決めるのではなく、「何と比べて、どれだけ多いのか」を確かめるのがポイントです。問題によっては、求めるものや比べる対象が異なります。

条件の関係は、どんな形で見えるようにする?

条件を読み落とすときは、問題文を何度も読み上げるより、数値と意味を短く書き分けると関係が整理しやすくなります。たとえば先ほどの問題なら、次のようにメモできます。

項目 分かっていること
赤い鉛筆 12本
青い鉛筆 赤より5本多い
求めるもの 赤と青の合計

「赤より5本多い」は、青の数そのものではなく、赤との関係を表しています。線分図や簡単な絵が合う子もいれば、表や短いメモのほうが見やすい子もいます。毎回同じ書き方を求める必要はありません。

また、「全部で」「残り」「少なくとも」など、答えの決め方に関わる言葉は、必要に応じて囲んだり下線を引いたりします。ただし、言葉と計算を一対一で結びつけるのではなく、前後を含めて意味を確かめます。線を引くこと自体が負担になる場合は、保護者が短いメモを添える方法もあります。

家庭ではどこを一緒に確かめる?

浦和区で教科書や宿題に取り組むときも、解き直しの前に「どの条件が式に入っていないか」を一緒に探すと、困っている箇所を見分けやすくなります。次のように、答えではなく読み取りをたずねます。

  • 「何を答える問題かな?」
  • 「この数は、何の数だろう?」
  • 「『5本多い』は、何と比べているのかな?」
  • 「この条件は、式のどこに入っている?」

答えが合わなかった場合は、間違いをすぐ直す前に、どこで考えが分かれたかを確かめます。問題文の意味は分かっていて計算を間違えたのか、数の関係を逆に捉えたのか、条件を一つ使っていないのかでは、見直す場所が異なります。「読んでいない」と決めつけず、本人の説明や途中式を手がかりにしましょう。

説明が難しそうなら、「赤は12本。青は赤より5本多い、で合っている?」のように、保護者が一文ずつ確かめても構いません。子どもが自分で言い直せたら、式と結びついているかを確認します。毎回すべての問題で同じ声かけをするより、迷った問題を一つ選び、どの言葉で止まったかを振り返る方法もあります。

教科書を読んだあと、答えだけでなく内容をどう聞けばよいかは、「教科書を読んだあと『何が分かった?』に答えにくい子への聞き方」も参考になります。

家庭で確認しても迷うとき、誰に相談する?

同じような読み落としが続く、本人が問題文を説明しにくい、家での声かけが親子の負担になるといった場合は、家庭だけで原因を決めなくて大丈夫です。まずは、間違えた問題や途中式を残し、「どの条件をどう読んだか」「どんな声かけなら考えやすかったか」を短く記録します。そのうえで、担任の先生に、授業中の読み取り方やノートの様子も含めて相談すると、学校での様子と家庭での様子を照らし合わせられます。

相談では、「文章題が苦手です」だけでなく、「比べる相手を取り違えることがある」「答えに必要な条件を式に入れ忘れることがある」など、見えた事実を伝えると話し合いやすくなります。必要な支援や確認方法は一人ひとり異なります。特定の方法で必ず解決するとは限らないため、試した工夫と反応を見ながら調整しましょう。

学校以外で継続的に学習を見てもらう選択肢を調べるときは、指導形態や相談時に確認したい点をまとめたさいたま市の小学生向け塾の比較記事も参考にできます。通塾が必要と決めつけず、家庭や学校でできる確認とあわせて検討してください。

よくある質問

条件を読み落とすのは、読解力が原因ですか?

文章題の間違いだけから原因を決めることはできません。語句の意味、条件の関係、計算、単位や答え方など、つまずく箇所はいくつか考えられます。途中式や本人の説明を確かめ、どこで考えがずれたかを見ていきましょう。

問題文に線を引かせたほうがよいですか?

線引きが条件の整理に役立つ子もいますが、必ず必要な方法ではありません。線が増えてかえって見にくくなる場合は、数値の横に意味を書いたり、表や図にしたりする方法も試せます。

答えが合っていれば、条件の確認はしなくてよいですか?

答えが合っていても、たまたま計算が合ったのか、条件を理解して式にできたのかは別の場合があります。毎回詳しく説明させる必要はありませんが、迷った問題では「どの条件を使った?」と短く確認すると、考え方を確かめられます。

参考資料と編集部の見解

一次情報:教育のための科学研究所「リーディングスキルテスト(RST)とは」。教科書などの文書を読み解く力を扱い、文の構造や指示語、推論、図表との対応などの観点を示しています。RSTの説明はテストの概要であり、この記事で紹介した家庭での手順の効果を保証するものではありません。

編集部の見解:問題文を「求めるもの・数の意味・条件の関係」に分けて確かめる方法は、家庭でつまずき方を整理するための一例です。お子さんに合う方法は、問題や状況によって異なります。

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